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あなたの目の前に現れたのは、新種の古代文字!?
でもよく見て!じっくり観察すれば、どんな言葉か解読できるかも!
- 人数:2人~4人(本製品を複数用意することで4人以上でも一緒に遊べます。)
- 時間:15分
- 年齢:8歳以上
ストーリー
考古学者であるあなた達のもとに、最近発見された古代文字が届けられた。
ワードインパイルと呼ばれるその文字は、欧米の様々な考古学者が解読を試みては失敗してきた難解な文字だった。
しかし、優秀な考古学者であるあなた達ならワードインパイルを解読することができるであろう。
最も難解なワードインパイルを解読した者が、解読成果発表の舞台に立つことができる。
時には奇抜なワードインパイルをライバルに押し付けることも必要になるだろう。
世界中から注目を集める考古学者になるのは誰だ!?
ゲームの概要
ひらがなの書かれている透明カードを重ねて、ワードインパイルを作り隣のプレイヤーに出題します。
各プレイヤーは渡されたワードインパイルを解読します。
解読は全部で4回行います。
正解するたびにレベルが上っていき、4回目の解読で最もレベルの高いワードインパイルを解読したプレイヤーがゲームに勝利します。
内容物
- レベル台紙 4枚 : 正方形の紙(片面は白紙、反対面はレベルが記載)
- スリーブ 4枚 : 透明の袋 (※破損する場合があるので丁寧に扱ってください。予備を1枚入れてあります。もし予備も破れてしまったら、ミニユーロサイズのスリーブ(幅約45mm)を正方形になるように切って使ってください。)
- ひらがなカード 70枚 : あ~ん、ー(『を』除く)の文字が書かれている透明のカード
- 文字ごとの枚数:
3枚…い・う・か・し・ん
2枚…き・く・こ・す・た・つ・て・と・に・の・は・や・ら・ー
1枚…その他
- 文字ごとの枚数:
準備
各プレイヤーにレベル台紙とスリーブを配ります。
スリーブにレベル台紙を入れます。この時、「3なし」の部分がスリーブからはみ出るようにしてください。
スリーブからレベル台紙をはみ出して入れることで、各プレイヤーが取り組む問題のレベルを表現します。
レベル台紙に書かれている数字はひらがなカードの枚数を表しています。
「なし」または「あり」はひらがなカードを裏返しで重ねるかどうかを表しています。
例えばゲーム開始時のレベルである「3なし」は「3枚・裏返しなし」を表しています。
レベルは解読に正解するたびに上がっていきます。
3枚・裏返しなし→ 3枚・裏返しあり → 4枚・裏返しなし → 4枚・裏返しあり
オプションルール(後述)を採用するか全員で決めてください。
遊び方
1.問題(ワードインパイル)作成
- 各プレイヤーは、レベル台紙がはみ出したままのスリーブを左隣(2,4回目は右隣)のプレイヤーに渡すことで、これから作ってもらいたいレベルを伝えます。
- 各プレイヤーは、渡されたレベルに合わせて言葉を考え、テーブルからひらがなカードを取ります。(みんなで一斉に作ります。)
この時1枚だけ取ると、どのひらがなを使っているのか分かってしまうので、欲しいカードと一緒に周辺のカードも取り、使わなかったカードをテーブルに戻すようにすると良いでしょう。 - レベル台紙を裏返し⽩紙の⾯を上にし、その上に集めたひらがなカードを重ねて奥まで入れます。
これを「ワードインパイル」と呼びます。
カードを重ねる順番は、言葉の読み順でなくても構いません。
カードは同じ向きにならないようにすべて回転させて重ねてください。
「裏返しあり」のレベルの時は、好きな枚数だけカードを裏返して重ねてください。
- ワードインパイルができたプレイヤーは、ワードインパイルが見えないように(レベルの書いてある面が上になるように)伏せて待ちます。
2.解読
- 全てのプレイヤーがワードインパイルを作成したのを確認後、右隣(2,4回目は左隣)のプレイヤーにワードインパイルを戻します。
- かけごえに合わせ一斉に渡されたワードインパイルを解読し、言葉を導き出します。
この時、ワードインパイルの向きを変えながら考えてもかまいません。
言葉がわかったプレイヤーは、ワードインパイルを裏返しにテーブルの上に伏せて、「わかった!」と宣言します。 - 宣言していないプレイヤーが最後の1人になった時点で解読時間は終了です。
最後の1人になってしまったプレイヤーは解読失敗となります。 - もし複数のプレイヤーが分からないまま、答えられない状態が続いた場合は、適当なタイミングで既に答えているプレイヤーが声を出して30秒のカウントダウンを始めてください。
カウントが0になった時に答えられていなかったプレイヤーは全員解読失敗です。
3.答え合わせ
- 解読時間終了後、分かったと宣言したプレイヤーは答え合わせします。
- 最初にわかったと宣言したプレイヤーは、自分が解読した答えを発表します。
出題者は答えが合っていたか伝えてください。
この時、出題者が意図した言葉でなくても、ワードインパイルに使われていたカードと一致し、意味が通じる言葉であれば解読成功になります。
これを時計回りの順で、分かったと宣言したプレイヤー全員が、確認するまで繰り返していきます。 - 解読成功したプレイヤーは次に取り組むワードインパイルのレベルが1つ上がります。
また、不正解でもレベルが下がることはありません。 - ひらがなカードをテーブルの中央に戻し、新たに自分が取り組むレベルの表記がはみ出るように、スリーブにレベル台紙を入れます。
- その後、1.問題作成の1. に戻ります。
ゲームの終わり
ワードインパイルの解読は全部で4回行います。
ゲームに勝利するには4回目の解読を正確に行う必要があります。
4回目は通常通り、1. 問題作成を行いますが、2. 解読-3以降のルールを下のものに変更してください。
2. 解読
- 最初に解読できたプレイヤーは、分かったと宣言したあと、声を出して30秒のカウントダウンを開始します。
カウントが0になった時に答えられていなかったプレイヤーは全員解読失敗です。
3.答え合わせ
- 解読時間終了後、わかったと宣言したプレイヤーは答え合わせします。
- 最初にわかったと宣言したプレイヤーは、自分が解読した答えを発表します。
出題者は答えが合っていたか伝えてください。
この時、出題者が意図した言葉でなくても、ワードインパイルに使われていたカードと一致し、意味が通じる言葉であれば解読成功になります。
これを時計回りの順で、分かったと宣言したプレイヤー全員が確認するまで繰り返していきます。 - 解読に成功したプレイヤーの中で、最もレベルの高いワードインパイルに取り組んでいたプレイヤーがゲームに勝利します。
複数いる場合は、勝利を分かち合ってください。
オプションルール
濁点、半濁点や小文字の許可
- ひらがなカードを「 ゛」「 ゜」付きの文字とみなしたり、「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」などの小文字として扱うことも可能とします。
正解扱いとなるパターンも増えるためご注意ください。
(例…し+ん+か → しんか、かんし、じかん、かんじ など)
読解終了条件を読解開始から1分に変更(タイマーが必要)
- 読解の開始時に1分のタイマーをスタートします。1分以内に読解できなかったプレイヤーは全員失敗となります。
難易度調整
小さいお子様と遊ぶときや、ゲームに慣れた熟練者が遊ぶ時は難易度調整をしましょう。
開始時のレベルを「3枚・裏なし」から「2枚・裏なし」や「4枚・裏なし」にします。
この時は、レベル台紙ではレベルを表現できないこともあるため、問題作成時には、自分のレベルをわかりやすく隣のプレイヤーに伝えてください。
5枚使用する時は同じ向きに重ねる文字が出てきますが、観察力、洞察力等を使って解読してみましょう。
もちろん、更に開始時のレベルを上げて6枚以上のワードインパイルに挑戦することも可能です。
ぜひ、自分の限界を試してみてください。
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