ルール訂正 11/23 ゲームの終了条件を訂正
ゲームの概要
「ハンズ スピーク パーティ」は、お題を手話で伝える協力ゲームです。
カードには実際の手話の情報が書かれていますが、うまく伝わらない時はオリジナル手話を考えて伝える必要があるでしょう。
2回失敗する前に、プレイヤー人数ごとに決められた回数のお題を当てることができたら全員の勝利です。
内容物 ※基本セットと独立拡張がありますがどちらも構成は同じです。
- 手話カード 31枚
- サマリー 1枚
カードの見かた
手話カード おもて

A:お題 お題は名詞のみです。
( )内の言葉は同じ手話で表す別の単語を示しています。
※左の数字はオプションルール用です。ノーマルルールでは使いません。
B:ジャンル
C:実際の手話のイラスト
D:手話の解説(右利きの方用の文章になっています。手話は利き手を主に使うことになっているので、左利きの方は右手と左手を逆にしても問題ありません)
E:オプションルール用のお題です。ノーマルルールでは使いません。
手話カード うら

上下に記載の数字はオプションルール用です。
ノーマルルールでは使いません。
サマリー

お題とジャンルについて
お題は名詞のみです。「動物」「食べ物」「時間」のような抽象的な言葉はジャンルになっており、お題にはありません。
また例えば「パソコン」というお題は、家電とも、デジタルとも、日用品・物とも考えられますが、テストプレイを重ねたうえで一般的と思われるジャンルをカードに記載しました。ジャンルをヒントとして使うときは、出題者の主観で変更しても良いでしょう。
初めて遊ぶときは、どんなお題があるかイメージしやすいように、下記のお題例を全員で共有しましょう。これらの例は手話カードに採用していませんのでネタバレにはなりません。
| ジャンル | お題例 |
| 料理・食べ物 | やきそば、ハンバーグ、納豆、マヨネーズ |
| デジタル | パソコン、インストール、SDカード、 |
| メディア・サービス | Netflix、ラジオ |
| 自然 | 真夏日、火山、土星 |
| 人間関係 | 息子、上司、大学生 |
ゲームの準備
- 複数のバージョンを持っている場合は、手話カードを混ぜて使用することができます。
- すべての手話カードをうら向きにしてよくシャッフルし、山札にします。
- サマリーのジャンル面を上にして、全員が見やすい場所に置きます。
- 直近で手話を見た(習った・使った)ことのある人が、最初の出題者になります。決まらない場合は、じゃんけん等適当な方法で決めます。
- 他のプレイヤーは全員回答者になります。
ゲームの進め方
①お題の決定
出題者は山札の手話カードを上から1枚引き、回答者に見えないようにおもてを見ます。
② 手話で伝える
- 出題者は次のどちらでお題を表現するか回答者に伝えます。
- カードに書かれている「本当の手話」をそのまま行う
- その場で考えた「オリジナル手話」を行う。
オリジナル手話のルール
- 使えるのは手(腕)のみです。補助的に表情を使うことはできます。
- 1つのお題につき、使える手の動きは2パターン以内に抑えてください。
- 「1パターンの動き」とは、最初から最後までつながっているひと続きの動きを指し、異なる動きはそれぞれカウントします。
例:「手を挙げる」→「手を揺らしながら右へ動かす」=2パターンの動き - 同じ動きをくり返す場合は、回数に関係なく1パターンとして数えます。
例:手を3回叩く → 1パターンの動き
- 「1パターンの動き」とは、最初から最後までつながっているひと続きの動きを指し、異なる動きはそれぞれカウントします。
- 身の回りのものを指さして表現するのは禁止です。
- 空中に文字を書いたり、文字の形を身体で表現するのは禁止です。
トピック:手話は言語です。
手話も、日本語の方言のように地域によってさまざまな表現があります。
そのため、同じ単語でも手話カードのイラストの以外の表現もいくつかあります。
また新語や流行語など、新しい手話もたくさんできています。
手話が上手な人は自由な発想で新しい手話を創作するのが得意なんだそうです。
このゲームは、本格的に手話を学ぶものではありませんが、手話の表現の面白さを体験してほしいと思います。
- 出題者は、手話でお題を回答者に伝えます。出題者は、回答者が答えを発表するまでは会話することができません。
手話の内容を変えなければ、回答者の希望に応じて手話を繰り返しても構いません。
③お題を推測する 表現方法を決める
- 回答者は全員で相談してお題が何か考えます。
- 出題者の左隣のプレイヤーが回答者のリーダーとなり、全員の答えをまとめて発表します。
④正解判定
出題者は発表された答えが正解か不正解か伝えます。
正解の場合
- 出題者は回答者に「正解」と伝えます。
お題の( )内の単語も正解として扱います。同じような意味で正解かどうか微妙な答えのときは、出題者が正解かどうか判断してください。手話は同じ動作で別の単語を表すこともあるので、同じような意味を表している場合は正解にしてください。 - 手話カードを表向きにして山札の近くに置き、正解回数として記録します。
もしどの出題者も本当の手話を行っていない場合は、ここで本当の手話の確認もしましょう。 - 出題者を左隣のプレイヤーに移し、①お題の決定に戻り、新しいお題でゲームを続けます。
不正解の場合 ※2~3人プレイ時は下記青枠内も見てください
このゲームでは「不正解」と「失敗」は別の扱いです。「不正解」3回で「失敗」となります。
- 不正解:まだ回答権はあります。同じお題のままゲームを続けます。
- 失敗:このお題の回答権はもうありません。お題は新しくなります。
1回目、2回目のの不正解の場合
- 出題者は回答者に「不正解」と伝えます。
- もし2回目の不正解だった場合、手話のジャンルを伝えます。
- お題内容を回答者に公開せず、手話カードを左隣のプレイヤーに渡します。
- 手話カードを受け取ったプレイヤーが、新しい出題者になり、同じお題のまま② 手話で伝えるに戻り、ゲームを続けます。
- このお題ですでに出題者を行ったプレイヤーは回答者には加わりませんが、新たな出題者が行う手話に対して共感や疑問等の感想を述べることはできます。(例:わかる!それなんだ?など)
3回目の不正解の場合
- 出題者は回答者に「失敗」と伝えます。
手話カードを裏向きにして山札の近くに置き、失敗回数として記録します。 - 出題者を左隣のプレイヤーに移し、①お題の決定に戻り、新しいお題でゲームを続けます。
2~3人プレイ時の回答者交代方法
2人プレイ:「不正解」の場合でも出題者は変わりません。
3人プレイ:3回目の出題者は、1回目の出題者と同じプレイヤーが行います。3回目で「成功」または「失敗」となった場合は、回答者が新たな出題者になり、ゲームを続けます。
ゲームの終了
次のどちらかを満たしたとき、ゲームは終了します。
- 「正解」した回数が3回(5~8人プレイ時は4回)になった → 全員の勝利です。
- 「失敗」した回数が2回になった → 全員敗北です。
オプションルール
手話を知っている人と遊ぶ場合や、手話の内容を覚えてしまった場合、もっとバリエーションを増やしたいときは、手話カードの下部のお題を使ったオプションを採用できます。
オプションルールで遊ぶ場合、② 手話で伝えるはオリジナルの創作手話のみで表現するようにしてください。
ゲームの進め方 ①お題の決定を以下のように変更します。
①お題の決定
- 出題者は山札の手話カードを上から1枚引き、回答者に見えないように表を見ます。
- 山札の一番上のカード裏面に書かれている数字を確認します。
- 手話カードの上下合わせた5つのお題のうち、対応する番号のお題を今回のお題として使います。
追加のお題の本当の手話が気になる方は、下記のサイトでチェックしてみてください。
Q&A
- Qどこまでが1パターンですか?
- A
どこまでが1パターンか厳密に決めることが出来ません。
なるべく少ない動きで行っていればオッケーとしていただいて構いません。
